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平成22年(2010年)9月議会 庭野茂美一般質問

 2010.09.13(通算49回目) 一般質問

                             
(1)外国人観光客の獲得とキナーレのリニューアルについて
(2)市職員の新規採用について

大変暑かった今夏(6~8月の)全国の平均気温は、平年より1.64度も高く、1898年(明治31年)の統計開始からの113年間で最高であったとのことでありましたが、最近では暑さも一段落し、ここ妻有の地も実りの秋を迎えたようであります。

さて、市長と同時に、我々議員も、昨春の選挙によって4年間の任期を頂戴してから、早や1/3が経過し、残すは32ヶ月あまりとなりました。

昨年12月議会以来、一般質問としては久々の登壇となりましたが、通告申し上げておきました、2つの発言題目について、順次お聞きして参りますので、よろしくお願いいたします。

関口市長は、3月議会での本年度予算編成方針の中で、怒濤の人の流れの創出にあたって「あらゆる産業に波及効果が期待される観光交流を推進し、交流人口300万人を目標に施策の展開を図っており、その目標達成に向けて、当市の観光事業の
担い手となる観光協会の育成、自立に向けて必要な支援を行う」と述べられておりますが、観光協会の育成・支援に留まらず、交流人口300万人達成に向けた、今年度のこれまでの各種観光施策の実施状況と、これからのご予定などについてまずは
お伺いいたします。

同じく予算編成方針の中で、国が本年度、日本を訪れる外国人を1,000万人にすることを目標にした「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を引き合いに出されております。

昨今、多くの外国人観光客が、わが国を訪れるようになり、特にビザ発給要件の緩和措置によって、中国からの観光客が激増しており、ことは多くのマスコミにも取り上げられ、報道されておりますので、市長もその実態はお分かりのことと
思います。

私共の会派・新政会では、7月に北海道・函館市役所にお邪魔しまして、函館市の担当者より、外国人観光客の誘客についてのご教授をいただいて参りました。

函館市は平成元年に「国際観光都市宣言」を行い、それ以来、外国人観光客の誘客活動を積極的に行っている先進地であります。

この視察の際にいただいて参りました英語、北京語、広東語、ハングル語、ロシア語などの観光パンフレットを、観光交流課にお届けしてございますので、ご覧いただいているものと思います。
が、函館市で宿泊したホテルはもとより、行く先々のパーキングや休憩所などで、多くの外国人観光客を目にし、あらためて外国人観光客の多さに驚いた次第でございます。

新潟県でも、現在中国で開催中の上海万博で、10月13日から15日の3日間の会期で、本県への誘客を図るべく「新潟フェア」を実施することになっているようでございます。

当市ではこれまでの過去4回の大地の芸術祭開催などで、海外からの来訪者受け入れの実績もある訳でありますが、大地の芸術祭に限らず、今後の当市としての外国人観光客の誘客についての
お考えをお聞きしたいと思います。

次に老朽化したクロス10の冷暖房設備の入れ替えと、同時進行合の形で計画されております、クロス10 1階と、キナーレのリニューアル関係についてお伺いします。

クロス10は故・田中角栄先生の並々ならぬお力添えと、市長であった諸里正典元市長の尽力により、昭和57年に建てられて以来、27年が経過していることから、今回の空調設備の入れ替えにつき
ましては、理解しているつもりであり、何ら異論を唱えるものではありません。

しかしながら、この空調設備の入れ替えに伴ってのクロス10 1階の改修と、キナーレの改修計画については、その費用が3億から4億円とも言われている中で、議会に対してご説明いただ
いたのが、8月17日の産業建設常任委員会が最初であり、所管外である、私を含めたその他の議員にあっては、その概要説明を受けたのが、8月31日の全員協議会が初めてでありました。

我々議会、そして議員ですら、そのような状態ですから、市民の皆さんにあっては、市長の定例記者会見の発言にある「キナーレの再構築」や「大地の芸術祭のもう一つの聖地として・・・」
という、漠然とした表現の中でしか捕えられておらず、その計画内容においては、全く分からない状態であると思います。

今議会初日に上程されましたクロス10関係の補正予算質疑でも、その性急さと、議会への計画説明の遅れについて、指摘させていただいたところでございますし、十分な論議や検討、そして計画
そのものの精査がなされない感が否めないのであります。

そこで、今回のクロス10のリニューアルに伴う計画概要、そしてそこに至るまでの「越後妻有交流館キナーレ改革検討委員会」から(株)ミズ・ファクトリーに「キナーレ活性化計画作成業務」
を委託した経過及び経緯、さらには本年3月に、そのミズ・ファクトリーから報告された「活性化計画」の中身と、今後キナーレの改修にあたっての考え方等についてお聞かせいただきたいと
思います。                                                       
                               
次に市職員の新規採用についてでありますが、このことはこれまでの議会でも、複数の議員から同主旨の質問が行われており「またか」とも思われるかもしれませんが、関口市政になり
、市職員の新規採用を見送っている状況に、数多くの市民から「何とかならないのか」という、厳しいご意見や要望が寄せられております。

市長は「他の同規模自治体との比較から十日町市は職員数が多い」「市職員を500人に」という答弁を、繰り替えされておりますが、関口市長がご自身の選挙中に「選ばれて住み継がれる
十日町市を一緒につくりましょう」と呼びかけておられたことと、相反する方向に向かっているようでなりません。

市長の母校であり、私の母校でもあります十日町中学校校歌の2番に「山河清き我が郷土 若人われら勉学の 道はひとすじ光あり」と詠われております。

自然豊かな十日町で勉学に励もう、歩む先には必ず素晴らしい未来がある・・・と詠われているのではないかと思いますが、
現状は、「勉学に励み、郷土に戻って来たくても、道は閉ざされ光なし」・・ということになってしまうのではなかろうかと思っています。

ちなみに最近では歌われなくなった校歌の3番は「若人我ら適性を 選ぶ進路に希望あり」であります。

これが3年生の途中まで市長が学ばれた母校・十日町中学の校歌に詠われた一節であります。

将来への大きな希望を託して地元に戻り、自らを育んでくれた、かけがえのない郷土のために「この地で働きたい」と願う若者、そして、わが子に帰ってきてもらいたいと願う親たちが
大勢おられます。

「関口市長。このままで大丈夫ですか」・・・。「これでいやんか!」・・・と問いたい。

市職員の本格的な新規採用の再開を心の底から願い、市長のお考えをお伺いいたします。

以上で1回目の質問を終わります。 ※答弁、再質問に続く・・・

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